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トニカクカワイイ第329話「君のために、君の伴侶のために」
システムを止めたら司は即死する。
それに菅原道真が気が付いたから、輝夜姫のことを司に聞いた。
元々システムに繋がっていたの輝夜姫の様子を司から聞くことで、
普通の「人間」と何が違うのか、そしてどういう最後を迎えたのかを確認したかったのかな。
前回328話の中で菅原道真が「柿の木」と口にしていたのが司から出ていたけど、
まさか現代のクラウドシステムを、柿の木と柿の実の関係で表現していたなんて......。
柿の木があれば、柿の実をもいでも新しい柿の実はまた生まれる。
これはシステムに繋がっている司が死んでも、また生き返ることを指している。
トニカクカワイイ第328話「千年後の君へ」
ここ数話、ナサがなにかに対しての懸念を持っている。
ただ、それがまだ読者に対して明確に開示されていないけど、予想はできる。
ひとつは、おそらく蓬莱による、輝夜姫の再生/新生の可能性なんだろう。
あとは、司を不老不死から解放したときに起きるなにか。これについては今回ラストで触れられている。
上記のふたつかはさておき、ナサは自分の懸念に対して確かめたいと考えている。
ふと目を覚ました司とのキスで何かに気が付いたらしい。
ナサが司に対してお願いしたのが「輝夜姫」のことを教えてほしい。
トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」
1400年前にどこからか飛来した『それ』は竹林の中で、
成長? 育成? 完成?するのを待っていた。
でも、竹取の翁によって、邪魔されるとは想定してなかった。
だから「輝夜姫」は本来の完成形とは異なる形で、輝夜姫として生きることになったんだろうかな。
さらに「輝夜姫」を取り戻すために「つきからのししゃ」が襲撃したり、
帝が「蓬莱」を飲むことを拒否したりもあって、本来の使命が果たせなかった。
その結果、バックアップからの新生が自動起動。
つまり司が飲んだ蓬莱を使って、いつか生まれ変わる......生まれ直すことを試みている。
このあたりはトニカクカワイイの過去の話数で、この作品内の竹取物語がどうなっているかを確認した方がいいですね。
トニカクカワイイ第326話「燃える血」
輝夜が包丁で自分を傷つけたのは、
北海道で、あっという間に傷が塞がったことが
もう一度自分の身に起きるかどうかを確認するため。
一回だけなら見間違いかもしれない。
今回は傷が治ることはなかったみたいで、
彼女の指先には絆創膏が巻かれていた。
つまり、輝夜自身が変化したのは確かだけど、
別の条件がある。
その条件が何かだよね。
こうなると、読者的には司のかな?と予想は付く。
トニカクカワイイ第325話「reincarnation」
北海道編もそろそろ佳境です。
だいたいやらないといけないことはやり終えたので、
エピローグやって、次回への伏線を張るフェーズですかね。
最後はみんなで雲海を見に来ていた。
雲海を見ながら司が思っていたのは、
これまで自分が関わってきた人たちのことを
忘れていないということ。
司は「魂は不滅」と考えていた。
先週の美潮とランペイジアが重なったことで
輪廻転生がもしかしたらあるんじゃないか?
そうしたら、自分のことを覚えているんじゃないか?
司が思っているような形で輪廻転生はきっとしていない。
でも、例えば紅蛍や美潮の行動や想いは、彼女たちの前世によるものだと思う。
もしかしたら、この先の話では、紅蛍や美潮がはっきりと前世のことを自覚することがあるかもしれない。
あるいは司が「魂は不滅」と思うタイミングがあるかもしれない。
トニカクカワイイ第324話「また明日」
時間軸は現在に戻って、前回から1300年後。
美潮と紅が、星空を見上げて、北斗七星の近くにある「こぐま座」の場所の話をしていた。
この二人はなんで自分が「こぐま座」の場所をを知っているのか?
と、疑問に思っているけど、それは自分たちの前世が、司から教わったんだろうな。
それが時代と魂を超えて、今に繋がってるんだろうな。
トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」
前回、ランペイジアを救い出した。
つまり追っ手が迫ってくるわけだ。
自分の体を盾にしてランペイジアを守って、不死の力で再生して、敵を倒す。
止めることができない修羅をどうやって排除するのかということでしかない。
言うなれば、不死の力こそ司の「魔法」なんだから、それを他の人間に教えることができない。
追っ手から逃げ切ったからこの後をどうするか。
ランペイジアを救い出したのだから、当然アキテーヌの城へ帰ることになる。
けど、ランペイジアがそれを拒否した。
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トニカクカワイイ第322話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第4話ペーパームーン」
時間は721年、ランペイジアと司が出会う前5年前に巻き戻る。
アキテーヌ公が異教徒と呼ぶ連中も、同じ人間、普通の人間だと、司が教えていた。
異教徒や蛮族を、外から見たときに、そこには人の営みや暮らしが当然存在する。
だから司が、アキテーヌ公に言ったように、言葉が違っていてもわかり合えると思ってしまう。
それから5年後。
アキテーヌ公が司を頼ってきた。
その内容は、娘を助けてほしい。
ランペイジアはダマスカスのハレムへと送られた。
アキテーヌ公は司の言葉を聞いて、話し合いで解決したかった。
だから同盟のために、ランペイジアを敵の将と結婚させた。
だけど、うまくいかなかった。
言葉が通じて、理解し合えるなら、たぶん戦争は起きない。
さまざまな要素が絡み合って、争いの火種になるんだよ......。
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トニカクカワイイ第321話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第3話約束」
前回の終わりに司が「魔法ではないことを教える」と言った。
それは何か。
例えば、星を見れば、稲作の時期を見極めたり、夜の海を越えることができること。
火の作り方、水の使い方、風の読み方などなど。
これらは魔法ではなく、自然を知って、自然から得られる多くの知恵。
この時代において、生きるための術だよね。
そんなことをしていたら、三日なんてあっという間に過ぎてしまう。
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トニカクカワイイ第320話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第2話ルーブルの森の花嫁」
ルーブルの森には怪物がいる。
あらすじに、補足があるんだけど、日本を離れた司は、
イスラム帝国にすさまじい予言者がいると聞いて、
その予言者なら自分の願いを叶えてくれるかもしれないを旅をしていた。
司にまつわる噂に尾ひれがついて、気がつけばルーブルの森の怪物と言われていた。
そんな森を訪れたのは美潮の前世である、ランペイジア。
美潮の前世といえば、トニカクカワイイ第292話「かつて君が求めた答え」で出てきていた。
292話の時代は732年。今回の320話が726-727年なのに、5-6年先の話ですね。
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トニカクカワイイ第319話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第1話魔女の棲む森」
かなり久しぶりの「FLY ME TO THE MOON」。
司の過去話ですね。
今回は全5話らしいです。
時代は714年。
場所はルーブルの森
この時代では、まだフランスという国はない。
つまり、後のフランスになる場所が舞台。
そんな場所でアキテーヌの領主が最期の時を迎えようとしていた。
このときの司はルーブルの森に棲む、言葉を話す狼(ルーブル)という存在。
簡単に言えば、異教徒の魔女ですね。
司は自分の血を分け与えた。
こうやっていろいろな人に血を与えてきたんだな。
世界史詳しくないけど調べた感じだと、
714年のアキテーヌの領主は......たぶんウードかな?
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トニカクカワイイ第318話「星の輝きはずっと」
体験学習で馬の世話をがんばってしていた輝夜は、
その反動でぐっすりと寝ていた。
同じ部屋に美潮がいるのは不安しかない......。
案の定、寝ている輝夜にキスをしようとしてた。
けど、結局、キスは踏みとどまった。
まだ美潮に理性があってよかったよ。
美潮から輝夜への好意が発展するのかはわからないな。
どこかで決定的なイベントが起きて、何かしらの決着は着くんだろうけど、
そこに至るまでがどうなるかはわからない。
恋愛マンガのように、デートしたり、ハプニングがあったりを積み上げていくとも
思えないしなー。
トニカクカワイイ第317話「いつか...信じて」
前回の司の問いに対するナサくんの回答のターン。
基本的にナサは司の願いを叶えたい。
司が北海道で馬に乗りたいと言ったことを叶えることができなかった。
ただ、馬に乗れなかった。それでもナサは悔しいと思ってしまう。
そういった小さな願いごとを叶えられないのもイヤだ。と思うナサは、
当然、司の不老不死を解きたいし、死にたいという願いも叶えたい。
それが出来ずに、ナサ自身がこの世を去るのはイヤだ。
司の願いを叶えることはナサが悲しくなってしまうことかもしれない。
もしかしたら、正しくないことかもしれない。
トニカクカワイイ第316話「旅の終わりに」
そういえば、301話で司が「少しだけ聞いてみたい話がある」と言っていた。
それが何かはまだはっきりしてなかった。
やっとその「聞いてみたい話」の話題。
正直、休載挟んで20週近く前の事なので、今回の冒頭2ページ読むまで忘れていました
司が切り出したのは、司の願いが叶った先の話。
1400年を不老不死で生きてきた。
その不老不死を解除したら、司は死ぬ。
願いが叶った瞬間に、不老不死の反動が起きて、肉体が朽ち果てるかもしれない。
司は自分が死ぬことが願いだから、その結末を迎えるのはいい。
でも、じゃあ、残されたナサの気持ちは?
それが聞いておきたい話だった。
トニカクカワイイ第315話「謎は星空の彼方に」
昔、ひまりが司と交わした会話。
司は自分がこのまま瓦礫に埋もれて死ぬことがわかっていた。
だから、その光景がひまりを苦しめることもわかっていた。
そんなひまりに掛けた言葉が「幸せになるんだ」だった。
強く生きていれば、生きてて良かったと想える日が来るから。
こんな言葉をもらえたら、命の恩人である司のことを忘れることないし、
見間違えるわけがない。
ひまりが確かめたいのは、「司は八百比丘尼なのか」。
今回の司に出した謎には、
・八百比丘尼でないと解けないもの
・あの日あの場所にいないと解けないもの
を仕込んでいた。
つまり、全ての謎を解いて、ひまりの元に司が辿りついたら
「司は命の恩人で、八百比丘尼」ということになると考えていた。
トニカクカワイイ第314話「7週間ぶりの連載再開なので」
トニカクカワイイは約二ヶ月ぶりの連載再開ですね。
前回はナサくんが拉致されましたね。
7年前のひまりの記憶。
それは幼いひまりが遭遇した災害のときの出来事。
あの大地震のときのことですよ。
建物が崩れて瓦礫が迫るなか、司がひまりを助けた。
ひまりがまだ中に母がいると言うと、司が建物の中に戻った。
けれど、ひまりの視点からは、母を助けてくれた人と母が亡くなった。
自分の命を救ってくれた人が目の前で亡くなった。
そんな強烈な出来事があったんだから命の恩人を見間違えるわけがない。
でも、自分の目の前で死んだハズ。
死んだハズなのに生きているなら、それは母から聞いていた八尾比丘尼かもしれない。
その疑問を解決したい。というのがひまりの今の目的。
トニカクカワイイ第313話「オホーツク海に消えたり、消えなかったり」
気が付けば、北海道から帰るのも明日に迫っていた。
ここまでの話だと、思ったより、大きく話は動いていない気がする。
もちろん、ひまりが北海道に来て、輝夜と遭遇したのは、
全体を見た時は大きめの出来事ではあるんだけど、そこまでのインパクトはないかな。
もっと長編覚悟してたから思ったよりも、早めに北海道編のラストあたりを示された気がした。
あと今回知ったのは「関ヶ原の戦い(9月)」と「長篠合戦(5月)」が、
馬が熱さに弱いから8月を避けたこと。
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トニカクカワイイ第312話「一方、その頃」
時間は少し戻って、311話の前日の夜。
美潮は輝夜と大浴場行きたい。
それに対して、ジェシーはシャワーで十分だと、
美潮の思惑を回避しようとしてた。
でも、そんな二人のことなんて気にせず、
紅蛍が輝夜を大浴場へと連れて行った。
トニカクカワイイ第311話「永遠の先」
硫黄山(アトサヌプリ)で1つの温泉卵を二人で半分に分けて食べてた。
温泉卵と言えば、大涌谷を連想するけど、北海道だと「アトサヌプリ」なのかな。
あまり北海道に詳しくないからわからないけど......。
ちなみに「アトサヌプリ」はアイヌ語で、
「アトサ」が裸、「ヌプリ」が山という意味らしい。
司ぐらいになるアイヌ語をネイティブでいけるらしい。
マジかよ。
次の目的地は摩周湖の展望台へ。
トニカクカワイイ第310話「君を意識する」
ひまりはホテルで伊坂先生と合流した。
そういえば、ひまりは伊坂先生の姪っ子でしたね。
ホテルに着いたということは、他の御伽女子高生の生徒と遭遇するわけだ。
なるほど、こうやって、徐々にひまりを主の集団に合流させていくのか。
今回ひまりと御伽女子高生の生徒が出会うことで接点も生まれるし、
今後の展開が広がるのか。
そんなひまりは伊坂先生を前に、
生徒たちに「いつも母がお世話になっております」とぶっ込んだ。
こうやってからかうのもひまりだなー。
生徒たちを見てナサが浮気しないことを褒めて、
さらに「よっぽどお嫁さんのことが好きってことでしょ」と
司に言った。
ひまりは意識してないかもしれないけど、生徒や司とのやりとりが、
司の秘密に迫る、彼女なりの戦い方に思えるな。



















